この日は、前半はショパンの名曲を演奏。そのあとの後半は12月25に開催される「アヴェンヌ第九」の練習と、いつものリクエストコーナーというメニューでした。
いろんなところで年末の第九練習がにぎやかになってきました。
毎年、それぞれの場所で、さまざまな方々との出逢いがあり、また新鮮な音楽と出逢います。今年も、緊張感を持ちつつ、楽しんでいきます。
私が指導をさせて頂いている府立岸和田高校合唱部が、NHK全国学校音楽コンクール大阪府コンクール高等学校の部で金賞をいただきました。指揮は合唱団フェニックスでもお世話になっている上柴克先生、ピアノは私が担当させていただきました。
今回の自由曲はつい最近亡くなられた小林秀雄さんの「九州民謡なよるコンポジション」から「どんたくばやし」を選びました。
演奏順がラストだったこともあり、私自身相当緊張しましたが、他の団体の演奏を聴かせていただき、それなりの対策(他の団体のピアニストさんと違う演奏法)をたてることができました。しかも信長さんや木下さんなど、現代の流行りの作曲家さんとはひと味違う選曲をしたという幸運もありました。
生徒たちも、先生の指揮や、私のピアノにしっかり反応していただき、精一杯の実力を出せたのではないかと思います。
私個人としては、他校の生徒さんや先生方が、私のピアノを絶賛していただいたことは、光栄でありました!
次は9月3日に、NHK大阪ホールである近畿ブロックコンクールで演奏することになります。
今度は、完全なるチャレンジャー精神でのびのび演奏したいと考えております。
なお、このことにより、3日の芦屋サロンクラシックの演奏は代役のピアニストにお願いすることになりました。近畿ブロックコンクール出演などという、完全な想定外の出来事とは言え、ヴァイオリンニスと、そして代役をお願いしたピアニスト、そしてたくさんのお客様皆さんに多大なるご迷惑をおかけすることになり、心よりお詫びいたします。申し訳ありません。
会場は、過去最高の入場者だったようで、スタッフの方が写真のようなラッピングをメンバーそれぞれにつくっていただき、お菓子をいただきました!スタッフのみなさまありがとうございました!
楽しい本番でありました。
私個人としては、全くクラシックのない異例な演奏会。それなりのプレッシャーもありました。
ただ、メンバーみなさんに助けていただき、スタンダードナンバーを十数曲、演奏させていただきました。
リクエストコーナーも「月の砂漠」や「愛の賛歌」などに、メンバーがどんどん即興で伴奏をつけ、会場もノリノリでうたあり、手拍子ありで盛り上がりました!
ピアニスト橋本尚さんとのコラボレーションライヴでした。
この日は完全に「ノープラン」 。お客様の雰囲気でライヴをつくりあげるいわゆる「即興ライヴ」でした。
お互いのソロから始まり、連弾もまじえてのリレーメドレー中心に、世界の名曲、日本の懐メロをどんどん演奏しました。
ついには、お互いが伴奏しての「うた」の時間までできてしまいました。
即興での連弾は、お互いの音楽の流れから、「コード進行」をよみとるという「高度」な技が必要。リレーメドレーは前がどんな調性でも、流れを失わない調性に「調整」しないといけないテクニックが必要です。
お互い、スリリングな仲にも十分音楽を楽しめた時間でありました!