クラリネットの井上春緒さんと、ヴィオラの濱本実加さんと共演させていただきました。
特に、モーツァルトのトリオは楽しく演奏できました。
お二人の生き生きとした音楽に、私も元気をいただきました。
後半のリクエストコーナーでは、『幻想即興曲』 から『西城秀樹』まで、20曲あまりを、三十分でメドレー演奏いたしました。実際28分でおわってしまい非常に悔しかったですが(笑)。
とにかく楽しい夜でした。
すがすがしいお天気のもと、たくさんの皆様に聴いていただきました。 特にフォーレのレクイエムのピアノ独奏編曲版の演奏は私にとって初めての経験でありました。
魅力的な和声と、ロシア人ピアニスト、ナオモフさん編曲による重厚で繊細なピアニズム
は、かなり難易度の高いものでした。
レクイエムの合唱自体を大学在学中から歌っていた私にとって、ピアノだけで歌の魅力を表現する難しさ、そして逆に、歌詞のないピアノ音楽にも常に『うた心』をもって接することの大切さを、改めて知った本番となりました。
またオーケストラパート、またピアノパートを、できる限りさまざまな音色で弾き分ける勉強をさせていただける貴重な経験をさせていただきました。
ぜひ今度は、大きなホールで、この作品と向き合いたいと強く感じました。
この日は、気分的にリクエストコーナーを行わず、シンプルに終わりました。
期待されていたみなさん、申し訳ないです(笑)。
ふれあいプラザでのコンサート、共演者はソプラノの山本かおりさんで、『ピアノとうたでつづる愛のうた』と題して演奏させていただきました。
申し分ない素晴らしいお天気、たくさんのお客様、あたたかいプラザのスタッフのみなさんのおかげで、気持ちよく、ソロもアンサンブルもできました!
ソロはリスト、シューマンを中心に演奏しました。肩の力があまり入らずに、ダイナミックレンジが広く表現できたことは、今回の本番でよかった面だと思っています。
ソプラノ山本かおりさんは、安定感のあるテクニックと透明感のある声をお持ちです。本当に聴き惚れながらピアノを弾かせていただきました。
バーンスタイン作曲の『キャンディード』の中の『きらびやかに着飾って』というアリアは、歌い手もピアニストも大変な作品ですが、彼女の素晴らしいリズム感と音感で、お客様も大満足であったと思います!
彼女との次なる共演が楽しみです!
亡くなられた中井豊さんプロデュースから、私とガットネロオーナーの松浦さんとでプロデュースすることになり、先日 からこのかたちでの第一回として、私のソロのコンサートを開催させていただきました。
雨風のなか、満員のお客様にお聴きいただきました。
モーツァルトのトルコ行進曲つきのソナタとショパンのバラード全曲を中心に演奏させていただきました。
休憩なしで解説を自分でしながらの演奏、
体力的にはきつかったですが、集中して本番ができました。
ショパンもモーツァルトも先月あたりから何回も本番にかけていますが、お客様の雰囲気で演奏が毎回微妙に変化して、ある意味楽しいです。
集中して演奏できた分、私のMCはいまいちだったかもしれません。呼吸が変わるからなんでしょうが、うまく切り替えていきたいです。
さよならリサイタルが、3月25に久保惣記念美術館コンサートとして、開催されました。
超満員のお客様で入場できなかった方々もたくさん(申し訳なかったです)
。
メンバーたちは、助っ人の方々の力を借りたとはいえ。素晴らしいパフォーマンスをしてくれました。いま持っている最高の実力を発揮してくれました。メールクワイアーのオリジナルメンバーだけで歌った曲も、非常に伸びやか で感動的でした。
私のピアノソロも含めて、非常に熱心なお客様に見守られながら、
集中して演奏できました。
終演後、ロビーゴールでうたった『いざたて戦人よ』と『団歌』は感動的でした。みなさん燃えつきました!
この団体は十数年の間に、小さな施設からいずみホールやNHKホールまで、81回の本番をこなすことができました。
もちろん、アマチュアで技術的には課題はいつも山積(笑)。しかし、常に前向きにとりくみ、完璧すぎるぐらいきっちりした組織力で、私に音楽に集中できるようにしていただいたこと、本当に感謝です。大きな本番のとき、聴いていただくお客様第一に、プログラム、そして賛助メンバーの選定をさせていただきました。本当に私の合唱人生、そして音楽人生に大きな影響をあたえた団体でした!ありがとうございました!