アンサンブル・ベルリンとの共演

昨日無事終わりました。
九月の入院が予想より長引き、退院してから1ヶ月、
この期間譜読みから暗譜、仕上げまでをやり切るのはきつかったですが、
自分なりによく頑張れたかなと思っています。

リハーサルは半時間余り。一回通して、少し返しただけ。
しかしこの時間で一年間分のピアノのレッスンを受けたような感じでした。
濃密な時間でした。勉強させていただきました。
フレーズの処理、強弱法、テンポの揺れ…
私の尊敬するイエルク・デームス先生のご指導を思い出させる内容。
一言一句聞き漏らさないと必死でした。

そのあと、ほとんど練習なしで本番。
すべて実践出来たかわからないですが、アンサンブル・ベルリンの音のシャワーをあびて、
大変幸せな思いをさせていただきました。
プーランクのトリオがますます好きになりました。

サインや、写真撮影など応じていただき、
温かい言葉をかけて頂いたこと…夢のような1日でありました。

このような機会を与えてくれたすべての皆さん、
協力して頂いた方々に本当に感謝します。


もう少し目の調子を落ち着かせるのに時間はかかりそうですが、
気長にお付き合いしながら、次の目標に向かって精進していきたいと考えています。