21日は、第九の前のファーストステージが中味が濃かったため、
リハーサルに時間がかかってしまいました。
ごめんなさい。
しかしそれをやったからこそ、それぞれの演目は大変いい出来であったと思います。
フルートの村上さんは「チャルダッシュ」を、またまた即興性溢れる名演であったし、
クラリネットの井上さんは、モーツァルトの協奏曲2楽章を、
素晴らしい弱音で演奏してくれました。
私も緊張感の中にも気持ちよく反応出来たことが嬉しかったです。
「第九」合唱は、いつもよりパワーがなかったかもしれませんが、
よくまとまった演奏だったと思います。
アンコールの「アナ雪」とともに
「素直なハーモニー」を目指した結果が出たという気がします。
また小学生〜高校生までだけでも、
10人以上の皆さんと「第九」を演奏出来たこと自体、
素晴らしいことだし、ありがたいことだと思っています。
フルート、クラリネット、オーボエにピアノを加えたバージョンでの今回の第九。
管楽器の男が少し大きめだったかもしれませんが、
それによって合唱の音程も引き上げられ、
いいハーモニーをつくることが出来たこと、
三人の管楽器の魅力をオーケストラバージョンとは違うかたちで皆さんにお届け出来たことは、
貴重であったと考えております。
これからの更なる活躍を予感させる演奏をされた声楽の若手4人のソリスト、
少ない演目ながらいつもながら美しい音を聴かせて頂いた田所千佳さん、
そしてスタッフの皆さんにもお礼申し上げます。
さあ、今年もあとわずか、もう少し頑張ります!