奈良で開催されたこの本番、ソプラノ山本かえでさんと、中国琵琶のエンキさん、そしてテノール新屋良太との演奏会でした。
山本さんと新屋さんは日本のうたや、
中国のうた、そしてヨーロッパのオペラアリアにいたるまで、ソロはもちろんですが、アンサンブルもとてもきっちりとした、そして楽しいサウンドを味わいました。
そして、エンキさんの楽しいトークと素晴らしい演奏技術は、毎度のことながら会場を魅了していました。
歌い手に合わせて、演奏する調性
を変えるのはなかなか大変でした。特に中国琵琶は西洋楽器ではないしご苦労なさったと思います。エンキさんは、見事にコントロールされていました。
よって普段聴けない音楽も、ヴォーカルとピアノと中国琵琶のアンサンブルとして立派に成立して、私は非常に楽しかったです。
毎年ながらアットホームなあたたかいコンサートでした!