こちらでの本番も、かなりのご無沙汰となりました。
本来三月に開催予定であった演奏会、ようやく開催となりました。
今回は、私とクラリネットの井上春緒さんとの共演、ショパン、シューマンを私のソロで、そしてベートーヴェンの「春」とよばれているソナタをデュオで演奏させていただきました。
様々な箇所で新たな発見があり、それを楽しく、時にはスリリングに感じながら本番をさせていただきました。
最後には、飛び入りゲストでチェロの大町剛さんも加わり、ベートーヴェンとピアソラを気持ちよく演奏させていただきました。
演奏者同士、また私たちとお客様との再会を、音を通じて喜びあえた、充実した一時間あまりの公演でありました!
そして何より音楽界が再開の方向へ向かっていること、そのなかでの音楽を演奏できる有り難さを、肌で実感できた有意義な時間でした。