7月3日:ガットネロ

こちらでの本番も、かなりのご無沙汰となりました。

本来三月に開催予定であった演奏会、ようやく開催となりました。

今回は、私とクラリネットの井上春緒さんとの共演、ショパンシューマンを私のソロで、そしてベートーヴェンの「春」とよばれているソナタをデュオで演奏させていただきました。

様々な箇所で新たな発見があり、それを楽しく、時にはスリリングに感じながら本番をさせていただきました。

最後には、飛び入りゲストでチェロの大町剛さんも加わり、ベートーヴェンピアソラを気持ちよく演奏させていただきました。

演奏者同士、また私たちとお客様との再会を、音を通じて喜びあえた、充実した一時間あまりの公演でありました!

そして何より音楽界が再開の方向へ向かっていること、そのなかでの音楽を演奏できる有り難さを、肌で実感できた有意義な時間でした。