YAMAHAクリスマスコンチェルト

20日に堺市サンスクエアにて開催されました。

弦楽アンサンブルのビームムジカアンサンブルに、私とよく一緒に演奏させていただいているクラリネットの井上春緒さん中心に管楽器打楽器のメンバーが加わったオーケストラに、何人かのピアノソリストが協演する協奏曲演奏会です。私は指揮を担当させていただいています。

今回はなんと~!ソリスト全員私の生徒になりました。

その責任とプレッシャーがないわけではありませんが、それよりも知った

顔と音楽を奏でられる喜びを実感でき、リハーサルから幸せな時間を過ごすことが出来ました。

オーケストラメンバーも大半が知り合いという

安心感は大きかったです。

最後にベートーヴェンの3番の協奏曲の1楽章を弾き振りさせていただきました。

オーケストラの皆さんの集中した音色に刺激され、私もじっくりサウンドを創造することが出来たような気がします。

どの本番もそうですが、特に今年はお客様の温かい雰囲気に救われます。

私を含めソリストたちは、その雰囲気に助けていただきながら、それぞれ個性溢れる音楽を奏でられたと思っています。

本番後のお客様の反応、特にK高校の生徒をはじめとするこどもたちの反応を見るにつけ、この時期だからこそ、生の音楽を演奏する時間を大切にしないといけないと心から思いました!

11月1日芦屋サロンクラシック

この日はベートーヴェンの悲愴、月光、熱情の3大ソナタを演奏させていただきました。

体力的にはかなりきついプログラムですが、リサイタルや講座で幾度となく経験させていただいていたからか、少しは余裕をもって演奏できるようになりました。

最近、ベートーヴェン生誕250年記念のテレビ番組が多く放送されている関係で、いろいろな音楽家の、ベートーヴェン作品に対する解釈に触れることができたこともあり、私なりの演奏に対しての思いをいままでよりさらに具体的にお話することができました。

たくさんのお客様と、ベートーヴェンの緊張感あるサウンドを共有することが出来、充実した時間を過ごすことが出来ました!

最後にアンパンマンからリストに至るまでの多彩なリクエストコーナーをなんとかこなし、本番を終えました。ありがとうございました!

10月10日

サンスクエア堺にて、合唱団CETの団内特別企画〈藤田卓也さんとともに〉を開催しました。

私の雨男ジンクスでまたまた台風の影響が心配されましたが、晴れ女、晴れ男のおかげ(笑)で、なんとか台風をはねのけました。

合唱は、舞台と客席前方に散らばり、客席後方に100人弱のお客様にお座りいただくなど、感染対策を徹底的に行って、バッハのマニフィカトと、イタリアのカンツォーネ、歌曲、オペラアリアなどを、合唱とピアノと、そして日本を代表するテノール藤田卓也さんとともに演奏しました。また私自身ピアノソロ曲も演奏させていただきました。

いくつかの演奏は、YouTubeでご覧いただけます。

合唱団CET、宮崎剛、藤田卓也、オーソレミオなどのキーワードから検索してみてください。

藤田さんのパワー、表現力

大変素晴らしかったです!

私と初対面で、リハーサル、そして本番・・

大変緊張しましたが、楽しく演奏できました。一期一会そのものの、有意義なセッションでした。

合唱のみなさんも悪条件ではありましたが、ピアノの音や、藤田さんをはじめとするソリストの音楽に素晴らしい反応を示していただき、いい演奏になったと思っています。

今回、会場にいらっしゃったすべての皆様が、藤田さんから元気をいただいたと思います。

まだまだ大変な時代が続きます。頑張りましょう!

10月8貝塚浜手公民館

ロビーコンサートがありました。ただし、いつもと違うのは、感染を防止するために、アップライトのあるロビーをつかわず、グランドピアノのある

大きな部屋を使用し、事前申し込み先着40名のお客様に聴いていただいたことです。

グランドピアノを使用できるということで、「弱く」を意味する「P」を意識して、ベートーヴェンガーシュウィン、そしてリクエストコーナーをプログラミングしてみました。

アップライトよりグランドピアノの方が表現の幅が広いことを、お客様に理解いただけてたらいいのですが・・

ディスタンスを意識した客席配置のこともあってか、ほんとうに静かに集中して聴いていただけました!

毎年演奏させていただいてる公民館ですが、新鮮な一日でした。

10月2 日ガットネロ

今回は、グリーグショパンピアノソナタを演奏させていただきました。

ソナタを二曲続けて演奏するというのは、結構大変です。

ソナタ形式に対応した演奏をする必要があるからです。

また古典派と違いロマン派は自由度も求められます。

形式の枠ぎりぎりでロマンティックな表現を心がけました。

ノルウェーとフランスの雰囲気を出すことが出来たかなと思っています。

9月12日

神戸の酒心館というおしゃれなところで、「感染症音楽史」に関するレクチャーコンサートがあり、出演させていただきました。

私は、ピアノを演奏し、合唱をうたい、たまにトークをするという忙しい担当でしたが、とても充実した本番でありました。

主にお話を担当いただいたクラリネットの井上さん、中身の濃いトークで、お客様から「わかりやすかったし勉強になった」と大好評でした!

井上さんと、もうお一人のクラリネットの新さんとアンサンブルも息がぴったりで私自信ご一緒させていただきながら感動していました。

少人数での合唱、ルネサンス時代の作品を指揮しながらうたいました。大変でしたが、練習から充実した時間を過ごすことが出来ました。本番は緊張感たっぷりでしたが、楽しんで歌うことが出来ました。

ピアノソロはショパンでした。いつも生演奏つき講座で慣れているはずの、解説をさせていただいてからの楽曲演奏、

会場がはじめてのこと、お客様の異常なほどの熱心な空気に、大変緊張しましたが、なんとか乗り切ることができました。

現在このような感染状況の下、本当に暖かい満員のお客様にお越しいただいたこと、心より感謝申し上げます!

この演奏会は有料動画配信しております。ご興味ある方は私のホームページにメールいただければ幸いです。

8月1日フェニックスホール

1日、大阪アーティスト協会主催の「サマーミュージックフェスティバル」に参加させていただきました。

私のソロはガーシュウィンの作品。中国琵琶のエンキさんとのデュオは、ピアソラの作品を演奏させていただしました。

ソロで演奏したサイ編曲のサマータイムヴァリエーション、技巧的に難しい部分もありましたが、なんとか克服出来ました。自粛期間にレパートリーにしようと開発した曲で、精神的にも物理的にも余裕がある時間に取り組めたことが、今回の成功につながったと思います。

とはいえ、新しいレパートリーを人前で演奏するというのは、緊張するものです。

1日はあさからNHK文化センターで雑賀先生のコーラスの講座があり、私はピアノでご一緒させていただいてました。そのなかで、ひょんなことから「夜の本番の曲弾いてみたら」という話になり、講座中に弾かせていただきました。はっきりいってそこで弾いたときの方が緊張しました(笑)。本番は、会場の空気を感じながら演奏することができました。あさの演奏があったからです。雑賀先生に感謝です!

エンキさんとのピアソラのタンゴも大半の曲が今回初披露。事前の何回かのリハーサルでアレンジを二人で練り上げ、当日は、そこに本番ならではの雰囲気が加わり、この日かぎりのスリリングで遊び心満載な演奏が出来たと思っています。

やはり「生の本番」っていいですね~

お客様と心を共有しながらの貴重な時間を味わうことができ、幸せな時間でした。