デュオフェスティバル

29日は、いずみホールでデュオフェスティバルに出演してきました。
共演は田所千恵さん、二台のピアノでラフマニノフの二番の協奏曲を弾いてきました。

第2楽章は私はオーケストラパート、
第3楽章は私はピアノソロパートを演奏しました。

第2楽章は、当然本来それぞれの部分で演奏される楽器をイメージして表現してみました。

本来二台ピアノ版の楽譜には書かれていない音も加え、
ペダリングなども即興的にいろいろアレンジしてみました。

3楽章は、いずみホールの響きのいい空間を最大限に生かすことを目標に、
「間」と「軽い音色」を大事に弾いてみました。
それも、共演者の田所さんが、素晴らしいアプローチをして頂いたおかげです。

特に、3楽章の後半のオーケストラパートとしてのアシストは
演奏していて気持ち良かった。
そして、逆に「ピアノ二台のアンサンブル」として、
まあまあ納得のいく表現に繋がったと思っています。

もちろん、これは10月14日に繋がることは言うまでもないことですが、
9月29日は、その日としてのベストの演奏が出来たと思っています。

この日は、コーラスのピアノを弾いて、
いずみホールでリハーサル、そのあと音大で講座をやって、
そのあと本番というハードスケジュールでしたが、
その条件と体力の中で演奏するという勉強をさせて頂きました。

田所千恵さんをはじめ、わざわざお越し頂きました皆さん、
ありがとうございました!


いつもこの曲の三楽章の残り4ページになると、終わりが見えます。
開放感と、音楽を演奏できる喜び、
そして、ワインとビールが浮かびました。

今回もすごく気持ちよく終われました!