7月31日弥生の風ホール

宮崎剛・音楽の愉しみ~ベートーヴェンから昭和歌謡まで~

一日に二公演、完全な別プログラム、それはそれはきつかったですが、充実した公演をさせていただきました。

この日私の最大の失敗、ピアノ協奏曲を演奏するときはマスクを取ることにしていたのに、夕方の部「皇帝」の冒頭、最初のオーケストラを指揮してピアノの第一音を出した瞬間「あっマスク外すの忘れた!」

と気づき、序奏を弾いたあと、オーケストラを指揮しながら、ひやひやしながらマスクをとりました。

まあ、あまりお客様には気づかれなかったようでよかったですが(笑)

それ以外は、みなさんに協力いただいたおかげで大変楽しい演奏会になりました。

オーケストラも合唱もコロナの影響でメンバー変更がありましたが、みなさんでフォローいただき、いい演奏になったと思います。

ピアノ協奏曲二曲に関しては、舞台上の演奏者が一体となって表現出来たと思います。 少ない練習回数でしたが、本番はかなりノリのいい演奏だったと思います。

私はベートーヴェンの協奏曲二曲を当日午前のリハーサルで遠したので、それと本番を含めると二回ずつ、合計四曲分弾き振りして、かなりの集中力を使いました。本番は、ぎりぎりの状態でしたが、余計な力が抜けてかえってよかったかなという感じです。

合唱に関しては、本来は裏メロを厚めの編曲、人員配置にして、主旋律をうたってくれるであろうお客様と大合唱するつもりでした。

が、間際の感染拡大により、客席はあまり大声で歌えない状況となったため、

本番前日に 急遽主旋律をはっきりお客様に聞こえる人員配置を変更しました。合唱のみなさんには無理を言いましたが、お客様からは結構いいバランスだったと批評をいただきました。

オーケストラに助けられて、リズム感のいい、そして音程もなかなかいい合唱が出来たと思います。音楽の愉しさを伝えられたような気がします!

企画~編曲~宣伝~練習~演奏に至るまで大変な作業でしたが、本当に貴重な経験をさせていただきました。

ありがとうございました!!

そしてご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!