2月1日ガットネロ

クラリネットの井上春緒さんとのライヴでした。
ウェーバープーランククラリネットとのコラボレーション、
それにショパンピアノソナタという、
ピアニストにとっては、精神的にも肉体的にもかなりハードなプログラム
(ただしこれ、私が考えたから文句言えない(涙)!)でしたが、
井上さんはもちろん、大変熱心に聴いていただいた超満席のお客様に支えられ、
疲れの中にも非常に気持ちよく演奏を終えることが出来ました!

「やんちゃと聖職者が同居している」と言われるプーランクのあとに、
「ピアノの詩人」ショパンという繋がりは、切り替えが本当に大変でした。
いかに冷静に演奏するか、「ていねいに」を心掛けました。
ウェーバーは、クラリネットの音色に添わせながら、
自分も主張する音楽、とても緊張しつつも、非常に心地よい本番となりました。
おまけで演奏した、この日の譜めくり高須有佳さんのプーランクの歌曲、
何回聴いても可愛く、色っぽい!

気分のよい2月の幕開けとなりました。