合唱団フェニックス演奏会

堺市鳳にあるウエスティホールにて開催され、ピアノを担当させていただきました。

私が30年ほど、ピアノや編曲などさせていただき大変お世話になっている合唱団体です。

つまり、私の二十歳代からずっと関わらせていただいている、私の成長をずっと見守っていただいている団体のひとつです。

たくさんのことをチャレンジ、勉強させていただいています。

今回は日本の合唱組曲、外国の作曲家の宗教的作品、ディズニー曲集のプログラムでした。

本番、合唱はなかなかいい出来映えで私も気持ちよく演奏させていただきました。

私が関わらせていただいた三十年前から在籍されている方もいらっしゃれば、もちろん最近入団された方もいらっしゃいます。

コーラス団体である以上、年数が経過すると少なからず声の質は変わります。しかし、合唱団のカラーは全く変わらず、明るい、あたたかい雰囲気です。

これからもこの雰囲気を大切に、音楽をさらに追求していっていただきたいです。

ずっとお手伝い、お勉強させていただきたいです。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。昨年もいろいろお世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も様々な本番に出演させていただくことになりそうです。

コンサートや講座ひとつひとつにしっかり準備をして、お客様に満足いただける本番になるよう、これからも努力を続ける所存です。

私は部屋の大量の書類、楽譜の整理、年賀状書き、今年の講座のスケジュール編成を、おせちを食べながら頑張っています。

なんだかんだであっという間に正月が終わる感じです・・

12月17和泉みんなの第九

弥生の風ホールで開催させていただきました。今回は合唱、声楽ソリストをのぞけば、楽器はピアノ一本だけで演奏しました。

オーケストラの部分をすべて演奏する、しかもベートーヴェンにあこがれた若きワーグナーの編曲は、かなり難易度の高いもので、20年演奏しつづけていますが、第九の合唱と同じで、いつまで頑張っても山頂にたどり着けない長い道のりを歩んでいます。

ただ、一人で演奏することのメリットもあります。ちょっとした微妙なニュアンスの変化を、当日のお客様や、歌うメンバーの反応をみながらつけていけることは、緊張感の中にも醍醐味があります。

今回も、楽しく演奏させていただきました。

ソリストの四人のみなさん、合唱のみなさん、スタッフの方々含め、アットホームな雰囲気が、演奏に繋がったと考えております。

私は最初のステージで熱情や幻想即興曲などもソロ演奏させていただきました。アンコールでは、きよしこの夜の間奏として、何曲か昭和歌謡をメドレーとしてアドリブではさみました。

このとき、照明さんもアドリブでキラキラしていただけたようですが、私は客席に対して後ろ向きで演奏していたので、この裏技遠視に全く気づきませんでした。。。

みたかったなあ(笑)

第九初心者から、来年も出演したいという声、また第九出演者から一般の合唱団に入りたいという声を伺いました。うれしい!

これからも音楽のすそ野を広げていきたいです!!

生駒第九コンサート

たけまるホール大ホールにて、たくさんのお客様の前で演奏させていただきました。

今年は、ヴァイオリン2本、チェロ、ヴィオラクラリネット、打楽器、そしてピアノという編成に、合唱約80人、声楽ソロ四人のメンバーでの演奏でした。

今回最大のハプニングは、第九の冒頭、器楽だけの部分、初めて〈歓喜のうた〉の旋律が聴こえてくる直前に「アー!」と赤ちゃんが泣いたのです!

あまりの絶妙のタイミングに唖然!しかもそのあと一回も泣かなかったことが素晴らしい!まるで新しい命の誕生を思わせる一瞬でした(笑)

あんな経験は初めてでした!

生駒第九は五回めになりましたが、合唱も、お客様もどんどん素晴らしくなってきています。

末永く生駒第九が続くことを心から祈っています。

10月29和泉市合唱祭

今年は、各合唱団の演奏のあとに、2025万博の テーマソングである「この地球の続きを」と私作曲の和泉市市制50周年記念歌「ふるさと翔歌」を合同合唱として演奏しました。

およそ80人の歌い手を前に弾き振りすること自体は、普通に慣れていますが、

久しぶりに和泉市という地元で、第九以外で大合唱をさせていただき幸せでした。

いま記事をつくっている11月3日午後は、 和泉シティプラザの開館20周年イベントでこの二曲をブラスバンド伴奏でこの合同合唱団体はうたっている「はず」です。

実は私は宝塚の生徒発表会のリハーサルでバウホールに缶詰めです。

晴天に恵まれ、いい「うた」をうたっていただいてることでしょう!

10月14いずみホール

合唱団CETの10周年演奏会を開催しました。

今回は古典の名曲モーツァルトの「レクイエム」と

、現代曲であまり演奏されない作品、トッドの「ミサ・イン・ブルー」を中心に演奏しました。

当日は本番開始までは何とか雨降らずにすみました。(お客さまのお帰りは、少し私の雨男パワーが発揮されたのかあいにくのお天気でした。申し訳ありません)

どちらもピアノを中心とした小編成での演奏スタイルにしました。

モーツァルトはもともとは合唱、声楽ソロとオーケストラでの編成であったものを、合唱、声楽ソロとヴァイオリン1、チェロ1、クラリネット2、そしてピアノというスタイル。

オーケストラにあって、この編成にない楽器の音を楽器のみなさんで相談して補い合って、合唱パートの難しい音も楽器で補って、当日バランスをみながら私は弾く音を変えていました。そして私が「レクイエムであっても、生き生きとしたモーツァルト、小編成アンサンブル伴奏ならではのうたの魅力が伝わる演奏を!」という目標に近づけた演奏が出来たと思っています。

トッドは、ベース、ドラム、クラリネットそれぞれ一人に、ピアノ、合唱、ソプラノソロという編成。

こちらはジャズという要素があるので、さらに自由度が高まる!といえばそうですが、いかに合唱を邪魔せずに音楽を盛り上げるかに苦労しました。

しかしバンドメンバーの的確な判断力で、いいアンサンブルが出来たと思っています。「音楽の楽しさを前面に押し出した演奏」になったと思っています。

私自身どちらの作品も、本番前日まで、当日の会場の響き主シュミレーションしつつ、複数の演奏パターンを頭に叩き込む作業をしていました。

私の演奏楽譜には赤、青、緑のマーカーの書き込みがいっぱいです(今回ピアノの向きの関係でお客様にかなり見えたようです)。

そこには、注意すべき音、合唱への指示の出し方、強弱はもちろんですが、主にコードネーム(和音の種類)を書き込んでいます。ただその和音を、どの高さで、どう転回させて演奏するかは、オーケストラやジャズをアレンジするこのような演奏会では、事前の練習、当日のリハーサル、本番の集中力にかかっています。

今回二曲とも、合唱、声楽ソロのみなさんが大変助けていただきました。そしていい演奏でした。私がピアノを演奏することで両手が塞がって、指示の難しいところ、指示できないところも、日頃の合唱練習の成果で殆ど乗り気っていただきました。感謝しかないです!

今回の演奏会の感想として、選曲がよかった!

とのご意見をたくさんいただきました。はっきり言って弾き振りではありえないこの二曲を取り上げて、このような感想をいただけたのは、合唱、声楽ソロ、そして楽器アンサンブルのみなさん、そしてスタッフのみなさんのお陰です!

これからもさらに精進して「音楽の愉しさ」を伝えられる音楽家を目指します!

10月7岸和田自泉会館

レトロな感じ、いい雰囲気の空間、満席のお客様、そしていいお天気の本番でした。

今回は、月光、英雄など名曲ぞろいのスタンダードなプログラムを組みました。みなさんリラックスして聴いていただいたようです。

リクエストコーナーも、愛の讃歌からリベルタンゴまでたくさんいただき、盛り上がりました!

あたたかいお客様、スタッフのみなさんのおかげで、素晴らしい午後のひとときになりました。

終演後、そのままタクシーで知人の結婚披露宴に出席。少しだけ演奏もさせていただきました。

忙しかったですが幸せな一日でありました。