被爆ピアノによる平和コンサート

無事終わりました。
朝は別の仕事のため、会場到着は、開演10分前。
マネージャーに段取りを伺い、すぐに開演。

最初に広島から来られた調律師、ピアニスト、声楽家による朗読、うた、ピアノ演奏がありました。
それを聴きながら、私がどういう風に演奏するかイメージを膨らませながら本番を迎えました。

最初は緊張しましたが、思ったよりはそれなりの音色を出せた気もします。
雰囲気が重かったので、真面目な雰囲気を保ちつつ、
皆さんをリラックスさせていくか…なかなか苦労しました。
しかし、いろいろなジャンルの音楽を通して、
「音楽を楽しむ喜び」と「平和の尊さ」を、少しでも伝えられていたら幸いです。

コンサート全体を見させて頂きましたが、
一つのコンサートを創ることの素晴らしさと難しさも感じました。
企画する側、司会、出演者、裏方それぞれが、ベストを尽くして、
はじめて素晴らしいコンサートがお客様に届くのだと改めて感じました。

これからも本当にお客様に感動してもらえるコンサートを目指し、
頑張っていきたいです。
それにしても、昭和7年製で、終戦後すぐから音すら鳴らなかったピアノが、よくここまで復元できたものだと思います。
調律師の矢川さんの技術には感動です。





写真提供Miyahata