7月30いずみホール

関西二期会主催の「2023想い出のあの歌」にピアニストとして出演させていただきました。

私は三年連続で出演させていただきました。公演監督は雑賀美可先生。

的確で、しかもあたたかいアドバイスで、決して多くない全体練習回数で28人の声楽家と私を含む二人のピアニストを見事にまとめ上げ、大盛り上がりのコンサートになりました。

童謡、唱歌からなつかしい歌謡曲まで、多彩なアレンジによるアンサンブル中心の演奏会でした。

私としては、ただ伴奏ピアニストとしてだけでなく、曲をいかに奏者のムードに合わせるか、また全体の構成の中で、それぞれの曲が流れよく、それでいてひとつひとつ個性的なサウンドでお聞かせできるかという、アレンジャー的な役割を担っています。

なので監督はじめ奏者の様々な要望に即座に対応する必要があり、練習から本番に至るまで緊張感のあるものでした。

監督、奏者全員が「お客様に喜んでいただけるコンサート」を目指して取り組むパッションは素晴らしく、毎回の練習は充実したものになったことが、昨日の本番の成功に繋がったと考えております。

今年も大変勉強させていただきました。

最後に全員で演奏した「君は薔薇より美しい」は、もうひとりのピアニスト、殿護さんとの連弾による伴奏、裏拍で入ることが多く、二人が合わせることだけでも大変な上に、合唱と・・苦労しましたが、何とか成功できました。「よかった~」と思っていたら、盛り上がって再度演奏することに・・

こういう時は、余計に緊張するもので、ここで昨日最高の汗をかきました(笑)。

まあ2回とも上手くいって、終わったあとのビールは最高でした!

これからも、また様々な「音楽の引き出し」をつくれるよう、より精進したいと思った演奏会でした!